商品情報 中古車情報 定期点検のすすめ 安全に操作するには

安全に操作するには

安全の基本作業は、必ず守ろう!

(1)ホッパ内には、絶対に体や手足等を入れないように!
[巻込まれ危険]

万一、手を入れる時は作動を止め、エンジン、PTOを切って下さい。

ごみは、投げるようにして入れてください。ゴミは投入口の縁に水平程度で左右平均して投入して下さい。

(2)ボデー・ホッパを上げている時は、安全棒と降下防止スイッチを使用するように![はさまれ危険]

(3)エンジン作動時は、ボデー、ホッパ内に入らないように![はさまれ危険]

洗車、点検、整備等でやむを得ずボデー、ホッパ内部に入る時は、エンジンを停止し、キーを抜き、自分で持って入るようにしましょう。

(4)ホッパを開きボデーを上げたままバックして車輪止めに当て排出しないように![後方転倒危険]

ボデーを上げたままバックして車輪止めに当てると、ボデーの重心が後方に移動していますから後方転倒の危険があります。また、不整地や登り坂で排出すると後方転覆や横転の危険があります。

(5)積込作業開始時にホッパロック掛り具合いの確認を!

完全に掛かっていないとホッパロックが急にはずれ、ホッパが後方に開く危険があります。

(6)爆発、発火の危険のある物は積込しないで!


(7)走行するときはPTOを「OFF」に!

誤操作等により装置が不意に動き出し危険です。また、ポンプの焼きつき、トランスミッションの破損のもとになります。

(8)ホッパを上昇させたまま走行しないで!

架線・建物の破損や転倒の危険があります。


(9)ボデーを上げたまま走行しないで!

架線・建物の破損や転倒の危険があります。

(10)積込サイクルは安全スピードで!

ホッパ部の積込プレートの作動が早くなり、巻込まれの危険があります。


(11)傾斜地での駐車には歯止めを!

急に車両が自走する危険があります。歯止めは後車輪に左右各1コ以上取付けて下さい。

(12)車両を離れる時は、パーキングブレーキを掛け、エンジンキーを抜いて!

急に車両が自走する危険があります。


警告サインについて

本ページ及び製品本体に貼付した警告ラベルには、次のマークを使用しています。これらのマークのついた項目ならびに警告ラベルは安全上特に重要なものや参考にして頂きたい情報ですのでよくお読みください。

人身事故防止用(死亡または重傷に至る切迫した危険)


人身事故防止用(死亡または重傷を負う可能性ある危険)

その日の作業を開始する前に必ず点検を行って下さい。

作業開始前点検項目

  • 車両の原動機の異音、ガタ、緩み、発熱、油漏れ等はないか!
  • 車両の走行装置の異音、ガタ、緩み、発熱、油漏れ等はないか!
  • 車両の操縦装置の異音、ガタ、緩み、発熱、油漏れ等はないか!
  • 車両の制動装置の異音、ガタ、緩み、発熱、油漏れ等はないか!
  • オイルリザーバ内の油圧作動油量は規定レベルか!
  • 後部の積込用スイッチの作動は異常ないか!
  • 緊急停止スイッチの作動は異常ないか!取付の緩み等はないか!
  • 広範囲型緊急停止装置の作動は異常ないか、損傷はないか!
  • 排出操作の降下防止スイッチ(インターロック)の作動は異常ないか!
  • ホッパ安全棒の作動は異常ないか!
  • 積込みサイクル時間は正常か!
  • 車両後退時、バックブザーは鳴るか!
  • ホッパが上昇、下降作動中に警報ブザーは鳴るか!
  • 連絡用ブザーは正常に作動するか!
  • ボデーの降下防止装置(ボデー安全棒)に異常はないか!
  • ホッパロックの掛かり具合は正常か!
  • 消火器の取付けに緩みはないか!
  • PTO断接の切換はスムーズで確実か、操作感はよいか!
  • PTOの異音はないか、不具合現象はないか!
  • 車両の方向指示器は正常に作動するか!
  • 車両の燈火装置は正常に作動するか!
  • 車両の計器に以上はないか!
  • スペアタイヤキャリアの取付ナットの緩み、固定の緩みはないか!

この表の他に道路運送車両法に基づく点検整備も行って下さい。

  • 積込機構部をホッパ、テールゲートと呼ぶものもありますが総称してホッパと説明しています。
  • 定期自主点検(月例、年次)を事業者の責任で行うよう義務付けられ、点検簿を3年間保存する必要があります。 内容等についての詳細は新明和ホートエンジニアリング、または特約店、指定サービス工場へご相談下さい。